水紀行館

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水上・道の駅の小さな水族館水紀行館

 水上の道の駅と併設されている、水上アクアワールド。小さな水族館ということで、訪ねてみました。入ってみると淡水魚では日本初というトンネル水槽があって、ニジマス、ナマズ、ソウギョなどの泳いでいる姿が、いろんな方向からよく分かります。こんな身近にトンネル水槽にお目にかかれて驚きです。
 トンネルを抜けると渓流の様子を再現したコーナーです。なかなか展示の仕方も凝っていて、涼やかなせせらぎも響いて、川に来たような気分です。利根川に住んでいるイワナやヤマメ、カジカなどがいました。この水紀行館、300円ととても安いのですが、かなり本格的でわくわくします。

淡水魚では日本初のトンネル水槽 渓流で泳いでいる姿そのままに観察できる渓流水槽

 群馬出身の宇宙飛行士、向井千秋さん達と宇宙を旅した「宇宙メダカ」の2世・3世達もいて元気に泳いでいましたよ。

向井千秋さん達と宇宙を旅した宇宙めだかの2世・3世が泳いでいます 特別展示では、チョウザメがちょっと狭そうにいました

 それからマジックビジョンもあって、キャラクターの男の子が利根川の話をしてくれます。
どんなのかなと見ていると、登場した男の子は元気良く
「こんにちは!僕、利根川の坂東太郎!」と言うではありませんか。
 「はぁ?利根川の坂東太郎??なんだそれ??」
と、頭の中が?だらけになってしまいました。

 この坂東太郎君は、どうやら利根川の名前らしいのです。群馬出身の人に「利根川って坂東太郎って言うの?」と聞くと、即座に「ええ、そうですよ。太郎は一番だから」と当然のように答えが返ってきました。でも「じゃあなんで坂東なの?他の苗字じゃだめなの?坂東英二も群馬と関係あるの?」などと聞くと「??さあそれは・・・」と、はっきりしません。そこで探してみると説明してくれている所がありました。
 利根川上流河川事務所さんのHPによりますと、「古くは相模の国足柄山・箱根山より東を坂東と呼んでいました。利根川は坂東随一の河川であり、日本の河川の長男として「坂東太郎」と呼ばれ、親しまれていました。これに対して、九州の筑後川が「筑紫次郎」、四国の吉野川が「四国三郎」と呼ばれるようになりました」ということらしいです。川に名前があるなんて面白いですねー。水紀行館に行って一つ勉強になりました。

山田昇さんはじめ、山に関する
資料が展示されています
登頂した時の写真

 ほかに、水紀行館内にあるハイビジョンコーナーでは、水上の見所をきれいな映像で上映していました。そして広いホールには、地元沼田市出身で屈指の登山家、山田昇さんの写真や資料、愛用していた登山道具などが展示紹介されていました。
 山田昇さんは昭和25年生まれ。谷川岳や妙義山など山に恵まれた群馬で生まれ育ち、登山を始めるようになりました。その後ヒマラヤなど8000m峰に12回も登頂し活躍していましたが、昭和64年アラスカのマッキンリーで遭難し帰らぬ人となってしまいました。
 山田昇さんは、誰もが自分の生還だけを考えるような生死をかけた厳しい山の中でも、いつも友を思って気遣いながら登山を続けたといわれ、多くの人から親しまれています。


所在地 群馬県利根郡水上町湯原1681−1
電話番号 0278−72−1425
営業時間 9:00〜17:00 
(入館は閉館の30分前まで、季節により時間の変更あり)
定休日 第2・4火曜日
料金 大人300円・高校・大学生100円・中学生以下は無料

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