太助の郷

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太助の郷

太助の郷ここ「太助の郷」は、新治村が生んだ江戸時代の名士「塩原太助」を偲んで作られた資料館や、村で採れた新鮮な野菜の直売所などがあります。
 資料館には、手紙や茶釜などの塩原太助が愛用した品々や当時の資料、また炭に関する資料などを展示しています。
 資料館で太助の人柄に触れた後、採れたての野菜をお土産にどうぞ。

塩原太助の資料館
塩原太助資料館 資料館の1Fは、塩原太助に関する展示コーナーになっていました。まず映像で彼の生涯について詳しく見ることができます。
 それから愛用した遺品などを見ると、より一層理解が深まると思います。
 2Fは炭焼きに関する資料の展示です。当時の炭のつくり方の詳しい展示がありました。特に興味深かったのが、いろんな材料で作った「炭」の展示です。パイナップル、バナナ、ひまわり、松ぼっくりなど、こんなものが炭に!というものまで置いてありました。
 資料館を見終わった後、物産館の方に戻ってくると、館長さんと数人の人が集まっていました。この資料館は館長さんの温かい人柄により、いつも近所の人が集う場になっているとのことでした。私も展示してある資料について質問などをしつつ、一緒に混ぜてもらってお茶をご馳走になりました。他にもいろいろおしゃべりをして、楽しいひと時を過ごすことができました。館長さんはじめ、ご近所のみなさん、どうもありがとうございました。

野菜の直売所と地域の物産の販売
炭俵新治村周辺の農産物や特産物を扱う直売所です。
 ここでは、とれたて野菜など季節の旬の農産物が、100円からと格安で購入することができます。
 いろんな商品が並んでいる中、特に目を引いたのは、棚の一角に積まれていた炭俵です。
 「太助の郷」にゆかりの塩原太助は、炭で財をなしたことから、新治村では古くから炭作りが盛んに行われていました。そこで直売所では、村の特産物として木炭や竹炭1キログラム(500円〜)を販売しています。


その他にもこんなものが・・
竹炭 新治村の桑工芸
癒し効果が人気の竹炭 桑の工芸品



塩原太助<寛保3(1743)−文化13(1816)>
塩原太助像
塩原太助と愛馬「青」の像
 寛保3年2月3日、塩原角右衛門の子として塩原太助は生まれました。
 ある日、太助は「江戸に出て、身を立て家を興そう」と父に願いでましたが許されず、ついに、ある朝の未明、草刈りに出かけるふりをして日頃飼いならした愛馬「あお」を引いて家を出ました。
 しかし太助は、江戸に出ても奉公口を探すことが出来ず、ついに思いあまって死のうとし、神田昌平橋から身を投げようとしました。その時「早まるな」と後ろから抱き止めてくれた人が炭商山口屋善右衛門でした。
 太助はここで奉公を続け、朝は星のあるうちに起き、夜は人声が鎮まるのをまって寝ました。他の奉公人の休む隙に、はき古しのはき物の鼻緒をすげ替えておいて、急な場合の役に立たせたり、落ち散っている縄屑などを拾い集めておいて、炭俵のつくろいなどに使いました。
 このようにして、いつしか「奉公人の鑑」とまで感心されるようになりました。
 また山口屋に奉公して5年目のこと。毎日、炭荷を積んだ車を引いて通る湯島無縁坂が荒れていてひどかったので、太助は自費で改修を行いました。晩年には、中山村の反峠に渋茶の接待
愛馬との「別れの松」
所を設けたり、伊香保より榛名神社に通じる天神峠に常夜燈を建てて、旅人の便を計ったりしました。このように生涯を通じて公益事業に巨費を投じたのです。
 太助は山口屋に奉公した23年の間、真面目に良く勤め、38歳の時に独立し、本所相生町に炭屋を開業しました。「顧客は神様」という信念で、堅実にじっくりと事業の経営をしました。
 太助夫婦はともに協力し、48歳の時に広い屋敷を求めて新店舗を構え、はじめて財をなした豪商となったのです。巨万の富を築き、公儀の御用を勤める身分となって、
「本所にすぎたるものが二つあり津軽大名、炭屋塩原」
と言われるようになりました。



ラズベリーユースホステルからの行き方(車で25分)

 県道61号線で月夜野方面に向かいます。「下牧」の信号を右折。月夜野矢瀬親水公園をすぎてすぐに、左折し291号線にのります。しばらく行き、「上津大原」の信号で17号にあたるので、そこを右折し新治村方面へ。5分ほどで右手に「太助の郷」があります。

塩原太助顕彰碑
塩原太助翁顕彰碑
渋沢栄一揮毫

料金 資料館:大人300円 小人150円
直売所:無料
所在地 利根郡新治村新巻497
電話番号 0278-64-1166
営業時間 9時〜17時(11月〜翌3月 9時〜16時)
定休日 木曜日(定休日が祝日の場合は翌日休)
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