法師温泉・長寿館

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法師温泉・長寿館


 今回は「法師温泉・長寿館」の温泉の紹介です。温泉通の人なら一度は行ってみたいといわれるところで、特におすすめです。ここは明治8年(1875)に建てられた本館や、明治28年(1895)に建てられた大浴場が、今も丁寧に使用されていて、レトロでとても情緒がある温泉です。原生林に囲まれた静かな一軒宿はまさに「秘湯」という雰囲気です。

 この「法師温泉」、以前は古い建物にも賛否があり新築する計画も進んでいたそうです。でもJRが国鉄だった頃、「フルムーン旅行」というキャンペーンのCMで「法師乃湯」が舞台になったことで一躍有名になりました。それからは、かえってこの古くて懐かしい雰囲気を慕って訪れる人が絶えなくなったそうです。
 「フルムーン旅行」は壮年夫婦がのんびり旅をするイメージで、これをきっかけに「ハネムーン」の他に「フルムーン」という言葉を知ったのでした。

玄関を入ると、吹き抜けの座敷に、大きなとちの木の火鉢がありました。
大浴場法師の湯の入り口。脱衣場は男女別ですが、中は混浴です。

昭和57年(1982)頃、国鉄の「フルムーン旅行」のポスター。上原謙さんと高峰三枝子さん。

 雰囲気が抜群の大浴場「法師乃湯」は混浴なので勇気がいりますが、宿泊の場合は女性専用時間も設けられています。
 浴槽は4つあって、それぞれ真ん中に一本の丸太が渡されています。これは仕切りなのかな?と思いましたが、どうやらこの丸太を枕のように頭をのせると楽に入れるということらしいです。

  草まくら手枕に似じ借らざらん
 山のいでゆの丸太のまくら  与謝野晶子

 この歌、学校で習ったような記憶がありますが、皆さんも聞かれたことがありますか。当時は「枕??まくらばかり出てくるなぁ」とさっぱり意味が分かりませんでしたが、実はこの歌、「法師乃湯」のことだったと知って合点しました。与謝野晶子さんも、丸太の枕にもたれながら湯に浸かって、気持ちいいなぁと寛がれたんですね。


昭和6年、与謝野晶子さんが来館した時


他にも、川端康成さんなど多くの歌人や文学者が法師乃湯を訪ねて歌を残しています。

春さむの越後山路を越へくれば
    猪の伏す如く 法師湯の伏す  直木三十五

妻の背を洗す夫あり 法師の湯  内村直也

 これも聞いたことがありましたが、呪文のように読んでいただけでした。でも歌が読まれた舞台を知って初めて雰囲気を感じられました。
当時の雰囲気が残されているなんて、本当に貴重な財産ですね。


女性専用の長寿の湯 足元には石ころが敷かれて間からお湯が湧いてきます。

 法師温泉は、群馬と新潟の県境の三国峠から「法師の沢」という川が流れていて、その川底から湧いていた温泉を板で囲って利用したのが始まりだそうです。
 「法師乃湯」という名は、昔、弘法大師が発見したという説からきています。
今も湯船の下の石ころの間からは、プクプクと温泉が湧いています


「日本秘湯を守る宿」のちょうちんがかかる。ちょうちんも守られている。


所在地 群馬県利根郡新治村永井法師温泉
電話番号 0278-66-0005 
営業時間 10時30分〜14時(受付13時30分まで)
定休日 不定期・日帰り入浴が休みの時もあるので、事前に電話してみてください
料金 入浴料800円(小学生以下500円)、
泉質 カルシウム・ナトリウム-硫酸塩泉(石膏泉)
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